内部管理責任者制度とは

内部管理責任者制度とは、証券業協会の機能拡充・強化の一環として設けられた制度。証券業界の不祥事を契機に、業界の改革のためのルール作りを審議するために設置された有識者懇談会の提言に基づいて作られた。

その内容は証券会社が代表取締役から内部管理統括責任者1名を定めて、営業活動や顧客管理が適正に行われるように内部管理体制の整備に努めるというもの。
自社の役員や社員に対して、法令諸規則等を遵守する姿勢を徹底させる制度作りが求められる。

なお、法令諸規則等に違反する事案が生した場合は、法令諸規則等に照らして適正に処理しなければならないこととなっている。

証券会社の営業が法令や規則等に沿って適正に遂行されるようにするため営業責任者制度とともに創設された。

営業単位ごとに内部管理業務に従事する責任者がその営業単位の内部管理責任者に任命され、さらに営業単位で部室長、支店長、営業所長が営業責任者に任命される。
いずれも証券業協会による内部管理責任者資格試験や営業責任者資格試験の合格者でなければならない。