内部留保とは

内部留保とは最終損益に対して、配当金や役員賞与などを指し引いたもの。その期に最終的に企業内部に留保された部分で、社内留保とも呼ばれる。

内部留保には以下のようなものがある。

1.商法で積立が強制される利益準備金

2.企業が自発的に積み上げる任意準備金

3.よく気に繰り越される利益金


広義には減価償却費や各種引当金などの実際の現金の支払を伴わない費用も含まれる。内部留保は事業の拡大に伴う設備投資・企業買収・出資などの再投資に充当される。

内部留保が過小であると、外部の資金への依存度、つまり負債の比率が高まり、金利負担が増したり再投資が抑制されたりして企業の成長に悪影響を与える。

内部留保が増えると財務の安定性は増して再投資もしやすくなるが、大きくなりすぎると株主資本利益率ROE)の低下をまねく。