公募入札

公募入札とは、公社債の発行に際し、入札で発行条件を決定する方式のこと。

債券の入札方法には、以下の2つがある。

1.価格入札方式
発行者が表面金利と発行予定額を事前に設定して募集を行い、入札参加者が買入希望価格と金額を入札する

2.利回り入札方式
発行者が発行予定額のみを開示して募集を行い、入札参加者が買入希望利回りと金額を入札する


落札方法には、

1.ダッチ方式
買入希望価格が高い(利回りが低い)順に累計し、累計額が発行予定額に達するところで締め切り、その最低価格(最高利回り)を一律の落札価格(利回り)とする

2.平均価格入札方式
その平均価格(利回り)を一律の落札価格(利回り)とする

3.コンベンショナル方式
買入希望価格が高い(利回りが低い)順に落札し、発行条件(利回り、価格)が落札者ごとに異なる


1978年6月の第1回中期利付国債の発行において、公募入札発行がダッチ方式で実施されたのが日本初の公募入札である。

1979年7月の第5回中期利付国債の発行からコンベンショナル方式が導入され、現在ではこの方式が定着している。