先日付取引

先日付取引(future-dated transaction)とは、約定日の一定期間後に実際の資金の受渡しを行うことを指す概念である。特にコール市場で用いられることが多い。

日銀が2001年に即時グロス決済(RTGS)を導入したのと並行して、決済リスク軽減のためにコール市場での先日付取引が活用されるようになった。

これによって、従来の1週間から3カ月程度までの期間の長い取引が中心だった先日付取引において、少しずつトムネ(契約の次の日から始まる翌日物コール取引)などの利用が増えていった。期末など、あらかじめ流動性を確保する必要性が判明している時期にかけての先日付取引の利用も一般的である。