信託方式

信託方式とは、おもに資産流動化の手法のなかで、オリジネーター(資産の保有者)から信託銀行への資産の信託の形態をとる方式のこと。

狭義には、特債法(特定債権等に係る事業の規制に関する法律)による有価証券にあたらない流動化商品である小口債権を組成する3方式の仕組み(譲渡方式、信託方式、組合方式)のうちの1方式。

特定事業者(同法上のオリジネーター)が、保有している特定債権などを信託銀行に信託し、信託受益権を投資家に販売していくもので、同法上の小口債権のなかでは、最も多く利用される。

広義には同法を離れ、財産権を広く対象とする資産流動化法(資産の流動化に関する法律)での特定目的信託や、さらに一般的に信託受益権をSPC(特別目的会社)に譲渡して、SPCがそれをもとにABS(資産担保証券)を発行するという、信託リパッケージ方式の証券化なども含めて、信託方式と総称される。