保護預かり

保護預かりとは、ブローカー・ディーラーが、顧客名義で登録されている有価証券を保管すること。

顧客側の利点は、有価証券を安全に保管できること、また顧客の指示で、ブローカー・ディーラーが有価証券を売却できる。

ブローカー・デーラー側に不利となる点は、顧客名義で保管している有価証券は、完全には譲渡可能または代替可能なものではないため、取引決済に使用できないことなどがあるため、多くの金融会社がこのサービスに手数料を課している。

有価証券は、顧客名義で登録する代わりに、ブローカー・ディーラーの名義、すなわち受託者名義で登録することも可能である。

これを証券会社名義または名義人名での登録という。この方法で登録すると、顧客の所有権は完全に保護される一方、その株券は代替可能となり、ブローカー・ディーラーは保有するそれらの有価証券の一部を、取引決済や他の目的に利用することができる。