中央銀行

中央銀行とは、その国の通貨を発行し、国内銀行の預金準備金を預かっている機関のこと。マネー・サプライの監視も含め、その国の金融政策を主導または実施する。金融市場や通貨の流通の中心でさまざまなバンキング業務を営み、それらを通じて通貨価値の安定や信用制度の保持・育成といつた公共的な使命の達成に努める。

銀行券を独占的に発行する、金融機関の預金を預かると同時に金融機関に対して貸出等の形で信用供与を行う、政府の預金を預かったり政府に関連する各種の業務を行う、政府に信用を供与するなどを業務として行っている。こうした業務を行いつつ、通貨価値の安定を達成して経済の安定と発展を図るため、金融政策を実施している。金融政策の手段としては、公定歩合操作などの貸出政策、債券・手形などを売買する公開市場操作、準備率操作などがある。

米国では、連邦準備制度を構成する12地区の銀行が、中央銀行としての機能を呆たしている。この複数の銀行という構成は、米国の各地域が単独で経済に関する意思決定を支配することがないよう、慎重に検討された上で整備されたものである。その他の各国の中央銀行としては、日本銀行、イングランド銀行(英国)、フランス銀行(フランス)、ブンデスバンク(ドイツ)などがある。