レギュレーションQ

レギュレーションQ(Regulation Q)とは、FRB(連邦準備制度理事会)のレギュレーション(規則)のうち銀行預金利率に関するもので、各連銀加盟行が一般から集める定期預金、貯蓄預金(日本でいう普通預金)などがその規制対象とされている米国の預金金利規制の総称である。預金獲得への過当な金利競争を防止するために導入された。

1933年銀行法を受けてレギュレーションQで要求払預金への付利が禁止され、貯蓄・定期預金への金利上限が課されたのが最初である。その後、レギュレーションQは、10万ドル以上の大口定期預金について適用停止(1970年6月、1973年5月)とされた。さらに1980年金融制度改革法では預金金利規制(要求払預金を除く)の段階的撤廃が立法化されたことで、現在では米国の預金金利はほぼ完全に自由化されている。