フロアトレーダーとは

フロアトレーダー(floor trader)とは、アメリカの証券取引所の会員業者の一種であり、立会場内で自己勘定による取引のみを行うトレーダーのこと。取扱銘柄を限定せず、一般投資家やプローカーからの委託注文は受けない。相場の細かな変動を利用して値ざやを稼ぐため、価格の平準化や相場の継続性維持に貢献している。

一方、同じく証券取引所の会員業者の一種であるフロアブローカー(floor broker)はブローカー専業である。やはり、一般投資家からの委託注文は受けない点はフロアトレーダーと同じであるが、立会場内で他の会員から委託注文を受ける点で違っている。

比較的低額の手数料で迅速に出合いをつける(売買取引が成立する)ことを業務としている。一般投資家の注文を代理執行するコミッションブローカーはフロアブローカーに委託することで、業務の効率化とコスト削減を図ることができる。

2004年にニューヨーク証券取引所の電子取引が開始されたが、並行してオープンアウトクラも引き続き行っているため、フロアトレーダーも残っている。