フリーファイナンシャルファンドとは

フリーファイナンシャルファンド(free financial fund)とは、短期の大口資金を対象とした追加型公社債投資信託(略称FFF)のこと。
安定した収益と資金動向に応じた高い流動性を確保するために、短期有価証券および短期金融商品を中心として運用を行なうのが特徴。日々発生する収益はその月の最終営業日にまとめて自動再投資で複利運用される。

現在の販売単位は、1000万円以以上1万円単位である。


金融界の市場金利連動型預金(MMC)への対抗商品として1985年8月に開始された。預入単位が高額なため、主に法人に購入されている。いつでも換金することが可能である。

順調に残高を増やしてきた中期国債ファンドには個人資金と法人資金が流入してきたが、法人資金は個人資金と違い景気変動や金融需給の変化に敏感に反応しファンドの資産の大幅な変動を招くおそれがあることから、1984年から法人向け販売を抑制する営業戦略をとった。一方、85年3月には金融界が法人向けの市場金利連動型預金(MMC)を発足し、中期国債ファンドからも多額の資金がシフトしたと推測された。こうした情勢を受け、投資信託業界も大口資金を受け入れるファンドの創設が緊急の課題となった。

そこで、1985年8月、法人向けの中期国債ファンドというべき大口資金を対象とした(追加型公社債投資信託)フリーファインナンシャルファンドが設定された。販売単位を5000万円以上100万円単位としてスタートしたが、手数料は徴収せずに運用は国債等の公社債を中心に行った。