ファミリーファンドとは

ファミリーファンド(family fund)とは、ファンドの信託財産の運用の合理化と安定化を図るために、複数の毎月設定されるファンド(ベビーファンド)の資金をマザーファンドに投資して、一括で運用するという形式である。

ファミリーファンドはマザーファンドとベビーファンドの2つのファンドによって構成される。マザーファンドはベビーファンドを受益者とするファンドであり、株式を運用する株式マザーと債券を運用する債券マザーがある。

マザーファンドは不特定多数の者に販売しないため投資信託の定義にあてはまらないので、証券投資信託法は特別の規定を設けて投資信託とみなしている。マザーファンドが「みなす信託」と呼ばれるゆえんである。

株式マザーは2~6本、債券マザーは1~3本のベビーファンドを集めるとしている委託会社が主流である。

ベビーファンドは独立した単位型投資信託として毎月募集されそれぞれの該当月の株式マザー、債券マザーに投資し、運用収益はマザー・ファンドを通して収受する。

定時定型商品を管理、運用する方法として開発されたが、現在では信託財産の運用の効率化を図れる方法としてスポット型や追加型株式投信でも採用されている。