バイノミアルモデルとは二項仮定を用いてオプションの価格を求めるモデル。株式などの原資産の価格は1期間ごとに一定の確率pでx%上昇するか、もしくは確率(1-p)でy%下落するものと仮定されて、株価が1期目に上昇して2期目に下落しても、1機目は下落しても2期目に上昇しても2期目の終わりには同じ株価になるという経路独立性も仮定する。

このような仮定のもとで株式とオプションを組み合わせることによってキャッシュフローを確実にするようなヘッジポートフォリオを作ると、そのポートフォリオ収益率は安全資産収益率と等しくなくてはならない。

この条件を用いると最終期日から前の期間に順にさかのぼることによってオプションの価格を求めることができる。

バイアノミアルモデルはブラックショールズモデルと比べて数学的にやさしく直感的にわかりやすいことや、複数の条件を織り込んだ変形オプションなどブラックショールズモデルで対応できないオプション価格計算に使えることがメリットである。

一方で計算に時間がかかることと、リスク感応度指標の計算が煩雑になるなどのデメリットがある。

関連語

オプション価格決定理論
ブラックショールズモデル

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