タップ発行

タップ発行とは、証券発行当初は発行予定額の一部を販売し、残額をあらかじめ決められた一定期間内に、市場情勢に応じて販売していく発行方式のこと。証券の分割発行方式の1つ。

英国で戦時中に発行された巨額の短期国債(TB)の中長期国債への借換えや、ポンド危機回避を目的とした引締政策などの影響で新発債消化が困難となったことを受けて、1950年代半ばに新発国債の募残をイングランド銀行が買い取り、その後同行が市中に売却するという形で導入された。

また、民間企業による債券発行についても、ユーロ市場を中心に導入例が増大している。