ソルベンシー

ソルベンシー(solvency)とは、最終的な支払能力のことで、債務超過となっていない、つまりバランスシート上で資産が債務を上回っている状態のこと。

企業倒産には突発的な資金繰り悪化等による流動性リスクも存在しているが、ソルベンシーリスクは、信用リスクといった企業の財務構成に直接関連した、より本質的リスクであり、論理的には、企業がsolventであれば、一時的な流動性リスクさえ乗り切れば倒産は回避できる。

銀行は国際化が進展するなか、累積債務国向け貸出のデフォルトなど、近年資産内容の脆弱化が進んでいるため、信用リスク、金利リスクなどの管理体制の充実とともに、BIS(国際決済銀行)の自己資本比率規制などの資産面からの対応など、ソルベンシーの維持が課題となってきている。