ソルベンシーマージン

ソルベンシーマージン(solvency margin)とは、大災害や株の暴落など通常の予測を超えて発生する大きなリスクに対応するための保険会社の支払余力のこと。

具体的には、以下などで構成される。

1.資本の部の合計
2.価格変動準備金や危険準備金など異常な支払に備える準備金
3.一般貸倒引当金
4.有価証券や土地の含み益の一部
5.劣後債務などの負債性資本調達手段

このソルベンシーマージンと通常の予測を超える諸リスクを数値化したリスクの合計額で計算されるのがソルベンシーマージン比率である。この比率は1996年の保険業法改正以降、行政監督上の保険会社の健全性判断指標として用いられる。

同比率は「ソルベンシーマージン÷(リスクの合計額×1/2)×100」という式で算出される。200%以上であることが健全性確保の基準とされる。