セカンダリーバンク

セカンダリーバンク(secondary banks)とは、1960年代以降発展した英国のパラレルマーケットの参加者で、マーチャントバンクや外国銀行などのクリアリングバンク以外の金融機関のこと。

従来、イングランド銀行の金融政策は割引市場を通じて行われてきたが、1971年に導入された新金融調節方式でセカンダリーバンクにも準備率制度が適用された。

また、1973~75年に、イングランド銀行から公認を受けていない中小銀行であるセカンダリーバンクが、インフレの高まりにより不動産投機に走り、相次いで倒産し英国内に信用不安が高まった事件(セカンダリーバンキングクライシス)のときに、イングランド銀行は市中の大銀行との協調融資で信用秩序を維持しようとした。

この事件を契機に銀行に対する監督が強化され、セカンダリーバンクもイングランド銀行の監督下に置かれるようになった。