シニョレージ

シニョレージ(seigniorage)とは、中央銀行が現金通貨の発行で得る利益のこと。通貨発行益と訳される。たとえば、1万円札を発行するときに、その用紙や印刷などに費用がかかるが、できあがると1万円の価値をもつことになるので、その費用との差額が中央銀行の得るシニョレージとなる。

この収入は、政府にとって税金と並ぶ財源調達手段である。シニョレージは、法律で中央銀行に与えられた銀行券の独占的発行権から生じる。

近年では、民間経済主体が電子マネーや地域通貨などを発行するようになると、従来まで中央銀行が得ていたシニョレージが侵害されるという議論もある。