コール市場

コール市場とは、金融機関相互の短期の資金貸借の場のこと。

短資会社が資金の仲介を行うが、有担保の場合はディーリングとなるのに対し、無担保ではブローキングを行う。

従来、コール資金は有担保ものが無条件物、期日物(2~ 7日物、2週間物、3週間物)、無担保のものがオーバーナイト(翌日決済)、7日物、2週間物、3週間物であり、金利(コールレート)は、短資会社が発表する気配レートを中心として取引されていた。
しかし1988年11月以降、短期金融市場運営の見直し措置がとられ、コール市場についても金利形成の弾力化などを目的として次のような点が変更された。

1.有担保コールの取引期間を翌日~1年に延長
2.無担保コールの取引期間をオーバーナイト~1年に延長
3.無担保コールの取引レートをオファービッド方式(資金の出し手と取り手が希望レートを出しあい、それを短資会社が仲介してレートを形成する方法)に変更
4.有担保コール取引レートにオファービッド方式を導入(小口取引については気配レートによる取引も存続)
5.コール(手形)レートの刻み幅を1/16%から0.001%へ細分化


さらに、2001年1月の日本銀行当座預金取引のRTGS化を受け、有担保コール取引では従来からのディーリング取引に加えブローキング方式(取り手が出し手に担保を直接差し出す)が導入された。