コアプリンシプル

コアプリンシプル(core principles)とは、BIS(国際決済銀行)のCPSS(支払・決済システム委員会)が公表した資金決済システムに関する基準。正式名称は「システミックな影響の大きい資金決済システムに関するコアプリンシプル」。

1999年12月に第1部(総論)が、2000年7月に第2部が公表された。一般的なネット決済システムのグローバルな基準として通用してきたランファルシー基準(90年11月公表)に続くものである。ランファルシー基準が、決済システムの各参加者がシステム全体にもたらすエクスポージャーヘの上限の設定と、ネット負債額が最大の参加者がデフォルトした際にもタイムリーに決済を完了できることの2点を主眼に置いていた。

さらにこれらに加えて、日中ファイナリティ、決済に用いる資産、効率性・透明性等にかかる原則、についても明確に定められた点がコアプリンシプルの特徴である。

日本の全国銀行協会(全銀協)は、2001年12月に、主要な民間決済システムである全銀システム(全国銀行内国為替制度)、外国為替円決済制度手形交換制度の3つにおいて、コアプリンシプルの基本原則を、いずれも充足しているとの自己評価を公表している。