オフバランス取引とは

オフバランス取引(off-balance-sheet transaction)とは、バランスシートに計上されない簿外取引のこと。銀行が自己資本比率規制(BIS基準)の強化から回避する手段としてこれを急増させている。

このほか、事業会社もデリバティブを中心とする金融新商品の登場に伴い、この取引を増加させている。

オフバランス取引による予想を超えた損失発生が契機となり、オフバランス取引に関するリスク情報の開示が義務として認識されつつある。

また、銀行・証券業界が世界ベースでこの取引を急拡大させ、その影響力が無視しえなくなりつつあり、金融システムの健全性維持の観点から取引の実態調査が各国の中央銀行やBISをはじめとする国際金融機関により行われている。

88年7月のG10諸国中央銀行総裁会議において採択された自己資本充実度規制で、新たにオフバランス取引が規制対象に盛り込まれることになった。