エージェンシー理論とは

エージェンシー理論とは主たる経済主体(プリンシパル)とその主たる経済主体のために活動する代理人(エージェント)の間の契約関係をエージェンシー関係と呼ぶ。
プリンシパル-エージェントの理論ともいう。

エージェントはプリンシパルの利益を最大化するように行動するよう期待されるが、両者の利害はかならずしも一致しない。利害の不一致や情報の非対称性によってエージェントがプリンシパルの利益ではなく自己の利益を優先させて行動してしまうというようなモラル・ハザードが発生し、プリンシパルに対して虚偽の報告をしてしまうということが起こりうる。
そういった問題が発生することを防ぐために、プリンシパルが、

1.エージェントがプリンシパルの利益に合致した行動を取らせるようなインセンティブをデザインする

2.エージェントの行動を常に監視する

といったことが必要になってくる。

そのために発生するコストがエージェンシーコストと呼ばれている。このコストを最小化するという形で問題解決が行われれる。