インセンティブ規制とは

インセンティブ規制(incentive compatible regulation)とは、民間部門の私的情報を自主的に開示させる(自己選抜)形で、プリンシプル・エージェント理論における規制当局(プリンシプル)が民間部門(エージェント)の努力水準や費用パラメータ等を観察できないときの社会的費用を最小化する仕組みのことを指す。

米国では、通信産業の規制や政府調達等の領域においてこれらのスキームが援用されている。金融規制での、自己資本比率規制における内部モデルの利用やプリコミットメントアプローチ、プライベートマーケットレギュレーション等がこれに相当する。