アウト・オブ・ザ・マネーとは

アウト・オブ・ザ・マネー(out‐ ofthe‐money) とは、本質的価値(intrinsic valuc)が権利行使を行うと損失が生じるオプションを意味する。

コール・オプションは,行使価格で原資産を買うことができるオプションである。行使価格が原資産の市場価格よりも高いときに, もしオプションの権利を行使行使すると、市場 価格よりも高い価格で原資産を買うことになるので損失が生じる。従って、アウト・オブ・ザ・マネーのオプション は行使されない。

一方、本質的価値が正,すなわち行使 価格が原証券の市場価格よりも小さいコ ール・オプションはイン・ザ・マネー (in‐the mOney)と呼ばれる。 仮にオプションの権利を行使すると市場価格よりも低い価格で原資産を買う事となる。従って、イン・ザ・マ ネーのオプションは最終日には権利行使が実施される。

オプションがアメリカン・ オプションの場合、期間中はいつでも 行使が可能である。通常、コール・オプ ションの場合にはイン・ザ・マネーであっても最終日以前では権利の行使を行わずにオプションのまま転売したほうが有利なので行使は実施されない。なお、オプションの行使価格が市場価格と等しい場合はアット・ザ・マネー(at‐ the mOney)と言う。

プット・オプションが行使価格で原資産を売る事ができる権利なので、コール・オプションと関係が逆となり, 行使価格が原証券の市場価格より小さいオプションがアウト・オブ・ザ・マ ネー、行使価格が市場価格よりも大きい オプションが,イン・ザ・マネーとなる。

例えば、日経平均株価が1万円で行使価格1万1000円の日経平均オプションは、それがコールならばアウト・オブ・ザ・マネーであるが、プットならばイン・ザ・マネーになる。